メッツ、大谷翔平被弾後暴挙の右腕と11億円捕手の自由契約発表 ロペスは退場処分後にグラブを客席に投げ入れ物議
千賀滉大、藤浪晋太郎両投手が所属するメッツは5日(日本時間6日)、ホルヘ・ロペス投手とオマー・ナルバエス捕手の2選手を自由契約にしたと発表した。 【動画】イライラ超MAX?審判に暴言→審判もムッ→グラブをスタンドへ投げ入れの暴挙 プエルトリコ出身、メジャー9年目のロペスは昨オフにメッツと1年200万ドル(約3億1000万円)で合意。22年にオリオールズとツインズで計23セーブの実力を期待されたが、新天地では28試合に登板して1勝2敗2セーブ、防御率3・76。直近15登板は1勝2敗1セーブ、防御率6・23と振るわなかった。 最後の登板となった5月29日のドジャース戦は3―7の八回に大谷にダメ押し2ランを被弾した後、次打者フリーマンのハーフスイングに対する三塁塁審のボール判定に激高して退場処分。マウンドを降りる際には自身のグローブを観客席に投げ入れる暴挙に出ただけでなく、試合後のクラブハウスで報道陣を前にFワードを交えて球団批判とも取れる発言をするなど、物議を醸した。 ベネズエラ出身、メジャー9年目のナルバエスは22年オフにメッツと2年1500万ドル(約23億3000万円)で合意。年俸700万ドル(約11億円)の今季は28試合に出場し、打率・154、0本塁打、5打点、OPS・376の不振だった。マリナーズ時の19年には22本塁打を記録してブレークし、ブルワーズ時代の21年には球宴にも選出されたが、22年以降は出場試合数が激減していた。