1000万円以上高く売れるマンションには共通点がある?! 売却活動や物件選びのポイントをプロが解説!
住み替えなどでマンションを売却する際、物件によっては1000万円以上の売却益を得ることは可能です。実際に住んでいたマンションを売却して1000万円以上の売却益を得た経験のある筆者が、売却時のポイントを解説しましょう。また、今から買って高値売却を狙える注目エリアも紹介します。(一心エステート株式会社代表取締役:高田一洋) 湾岸エリアのマンションの売り時はいつ? 目次売却価格が購入時と横ばいなら、家賃換算で1000万円もうけることは可能1000万円以上の売却益を狙えるマンション選びのポイント今後の価格上昇が狙える都内の注目エリアは?マンションを高く売るための売却活動3つのポイント
売却価格が購入時と横ばいなら、家賃換算で1000万円もうけることは可能
住んでいるマンションを売却することでもうけが出る。ましてやそれが1000万円以上となると、住み替え先の選択肢や将来の資金計画などに大きなプラスになるでしょう。 ”1000万円もうかる”という意味をどう捉えるかによりますが、首都圏のマンションにおいては、物件選びを間違えなければ、1000万円もうけることは十分に可能であると考えます。 たとえば、都内で5000万円のマンションを購入して10年住み、価格が横ばいの5000万円で売却できたケースを考えてみましょう。 この物件を利回り3%の賃貸物件だとした場合、月々の家賃は12万5000円です。10年住めば1500万円の家賃を支払わなければなりません。しかし実際は、5000万円で購入して5000万円で売却できているので、賃料はかからなかったことになります。 物件の購入と売却にかかる費用は物件価格の10%が相場ですから、たとえ500万円の経費がかかったとしても、差し引き1000万円の賃料分、得したと考えることができるでしょう(実際の賃料はもう少し高いはずなので、差額はもっと大きくなるはずです)。 つまり、購入したときと売却するときの価格が横ばいであれば、住んでいる期間の賃料分がかからないため、総じて得をしたと考えることができるのです。 後述するエリア選びや物件選びを指針とすれば、間違いなくこの条件はクリアできるでしょう。