「年始のあいさつにぜひ」、郵便局で年賀はがきの販売開始【宇部】
来年用の年賀はがきの販売が1日、全国一斉に始まった。宇部郵便局(土居一人局長)では、午前9時に窓口が開くと早速多くの人が訪れ、気に入った年賀はがきを買い求めていた。販売期間は来年1月10日まで。 今年は無地をはじめ、8種類を用意。ディズニー柄は巳(み)年にちなんで、ミッキーとミニーがヘビのように伸びた餅をついているデザイン。宝袋からヘビが顔をのぞかせる絵柄の全国版、錦帯橋が描かれた県版の寄付金付きもある。 第1号で、県版の寄付金付きを60枚購入した伊藤俊弘さん(77)=東小串2丁目=は「自分と妻で半分ずつ。転勤族だったので、県外の友人らに送ろうと毎年地元の絵柄を買っている」と話した。 年賀はがきの引き受けは12月15日からで、元日に届くためには、25日までの投函(とうかん)が必要という。 同局の平田陽子総務部長は「親しい人への年始のあいさつは、ぜひ年賀状で。心を込めてお届けしたい」と述べた。