ホテルで勤務先の女子生徒にわいせつな行為、自宅で少女の姿を撮影…山口県教育委員会が教諭2人を懲戒免職
山口県教育委員会は23日、公立校教諭の被告(36)と県立高に勤める臨時採用の20歳代男性教諭をそれぞれ懲戒免職にした。別の男性教諭(30)も減給の懲戒処分とし、今年度の懲戒処分は計5件となった。
発表によると、被告は11月2日、知り合いの少女が16歳未満であることを知りながら自宅で少女のみだらな姿をスマートフォンで撮影。2週間後にも少女にみだらな姿を撮って送信するよう求めた。11月中旬に逮捕され、今月上旬に児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造)罪などで起訴された。
20歳代の男性教諭は8月、広島市のホテルで勤務先の女子生徒にキスなどのわいせつな行為をした。生徒が別の教員に相談して発覚した。教諭と生徒は互いに好意を寄せており、被害届は提出されていないという。
このほか県教委は、速度超過で運転免許の停止処分中に車を運転したとして、岩国市立小の男性教諭を減給10分の1(1か月)の懲戒処分にした。10月下旬、県警の処分者講習を受けた帰りに無免許運転で摘発された。