2年ぶり「新年一般参賀」に約6万人訪れる 2023年は能登半島地震で中止 人数制限無しでの開催は5年ぶり
FNNプライムオンライン
皇居で2年ぶりに「新年一般参賀」が行われ、約6万人が訪れました。 天皇陛下は「新年おめでとうございます。能登半島地震や各地で起こった大雨の災害などにより、いまなお、ご苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じています。いろいろと大変なこともあるかと思いますが、本年が皆さんにとって安らかで良い年になるよう願っております」と述べられました。 天皇皇后両陛下は愛子さま、上皇ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、佳子さまとともに、午前午後の5回、宮殿のベランダで訪れた人たちの祝賀に応えられました。 「新年一般参賀」は2024年、能登半島地震により中止されたため2年ぶり、人数制限無しでの開催は2020年以来5年ぶりで、1日で約6万人(6万690人)が訪れました。 美智子さまはつえ無しで午前中の3回、上皇さまとともに元気な姿を見せられました。 訪れた人からは「去年地震で来られなかったので楽しみにしていました」「胸がいっぱいです。遠くからお会いできただけで感動しています」などといった声が聞かれました。 一方、一般参賀のさなかの午前10時半ごろ、皇居内のトイレに落書きをしたとして、小林大輔容疑者(46)が、器物損壊の現行犯で皇宮警察に逮捕されました。
フジテレビ,社会部