日本サッカー協会は18日に都内で会見を開き、韓国との親善試合（26日、国立競技場）に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバー23人を発表した。 パリ五輪後に退任した池田太前監督の後任人事が間に合わず、1試合限定で佐々木則夫女子委員長が代行監督として指揮を執る。会見に出席した佐々木氏は後任監督選びの進捗状況を問われ、「まだ決定というところまでいっていない。いろいろと面談したりしておりますけれども、候補や良い人材がいるなとか、いろんなことが交錯しています。年内には何とか頑張ります」と説明した。10月上旬に報道陣に取材対応した際には、外国人指導者を中心に選定中であることを明かしている。 韓国戦は8強で終えたパリ五輪後の最初の試合。新監督不在とはいえ「単純な親善試合ではなく2027年W杯ブラジル大会、2028年ロサンゼルス五輪に向けた準備として、しっかりと意義のある試合にしていきたい」と強調し、「次のステップの指標になるような形成を整えた試合にして、次の監督にバトンを渡したい」と見据えた。
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