鳥栖が13年目で初のJ2降格…ライバル達が勝ち点を積み上げ、残り4試合で18位以下が確定
サガン鳥栖のJ2リーグ降格が決まった。 鳥栖は19日の2024明治安田J1リーグで17位京都サンガF.C.との直接対決で敗れ、京都よりも下の順位が確定。また、同時刻の他会場で16位柏レイソルは3位FC町田ゼルビアと引き分け、鳥栖が柏を逆転することも不可能となった。 そして1時間後にキックオフした試合では、15位湘南ベルマーレが首位サンフレッチェ広島に逆転勝利。残留圏のチームがすべて勝ち点「39」以上に到達し、勝ち点「26」で最下位に沈む鳥栖は、4試合を残して降格圏の18位以下が決定した。 2012シーズンのJ1リーグ初挑戦以降、時には上位争い、時には残留争いを経験。苦しい財政事情のなか、一度も降格することなくトップリーグを生き抜いてきた。しかし、相次いで主力が流出した影響もあり、今シーズンは序盤から低迷。8月に川井健太前監督を解任して木谷公亮テクニカルダイレクターが監督に就任したものの、新体制で1勝を挙げることもできないまま、クラブ史上初のJ2リーグ降格が決定した。
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