小池都知事が記者会見4月17日(全文1)お焼香にも行けないのは厳しい
東京都の小池百合子知事は17日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2020年4月17日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見 ◇ ◇
本日201名の感染が判明
小池:それでは始めます。まず本日、判明いたしました感染者の人数でありますけれども、本日200を超えました。201名の感染が判明いたしまして非常に逼迫している状況が続いているということには変わりありません。そしてきのうまでにお亡くなりになられた数が、新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられました総計は56名。私の本当にご支援いただいてきた方もご高齢ではありましたけれどもお亡くなりになって、本当にこのコロナっていうのが人の命を奪うんだということをあらためて心に刻みながら感染症の拡大をいかに減らしていくのか、防いでいくのか、皆さんと共に戦っていきたいと、このように思います。お焼香にも行けないという状況、なかなか厳しゅうございます。 それからよくお問い合わせいただきますが、検査の実施件数でありますけれども、これまで都が行ってきた検査件数に加えまして医療機関が保険の適用で行った検査を実施しているんですが、これらの数字が1週間遅れて出てきたりするのでなかなか表しづらかった。これは合わせますと最も多いときは1日で、こちらに出ておりますが1400件程度の検査も実施いたしております。4月16日にご承知のように新型コロナウイルス感染症対策、国のほうで基本的対処方針を変更いたしまして、これまでの7都府県だったところを変更して全都道府県を特定都道府県として緊急事態措置の対象といたしました。このことは全国においても感染拡大の傾向が見られていること、特に大型連休を控えているということから人の移動を最小化しようという観点からの国の判断と、このように認識しております。