「部下がぐんぐん成長する上司」がしている質問、能力を最大限に引き出す「気づき」の力
次にリーダーは部下が話やすい環境を整えよう。部下が回答している時は、口を挟まず、高圧的な態度をとらないように気を付けよう。 最後にリーダーは正しい承認を表現しよう。相手の能力を見極めてストロングポイントをのばすため、認める言葉を投げかける必要がある。 GROWモデルを活用したコミュニケーションによって、部下は目標達成に必要な手段とプロセスを多方面から具体的に考えられるようになる。自ら考えて行動できれば、部下のモチベーションは高まり、成長につながる可能性がある。
1. ジョセフ・オコナー&アンドレア・ラゲス[2012]『コーチングのすべて-その成り立ち・ 流派・理論から実践の指針まで(第5刷)』(杉井要一郎訳)英治出版 2. 伊藤守[2002]『コーチング・マネジメント(第14刷)』ディスカバー・トゥエンティワン 3. 出江紳一[2009]『リハスタッフのためのコーチング活用ガイド(第3刷)』医歯薬出版
杉本 ゆかり :跡見学園女子大学・群馬大学大学院兼任講師