今夏の移籍マーケットを賑わせたプレミア昇格3チームの可能性
驚きは“ビッグ6”以外のクラブによる巨額の出費だ。
メガクラブも狙っていたセリ(右)やマンUの逸材フォス=メンサー(左)など11人の新戦力を獲得したフルアムは、この大型補強を結果に繋げられられるのか。(C)Getty Images
異変と言っていい。今夏の移籍市場に投じた金額のランク上位に、常連ではないクラブが含まれている。なかでも目立っているのがプレミアリーグに戻ってきたフルアムだ。強化という側面から昇格3チームの可能性を探る。(文:オリバー・ケイ/訳:井川洋一 2018年9月6日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック イングランド』を転載) ―――◆―――◆――― 今夏の移籍にいくら支出したか――。プレミアリーグ勢のそのランキングは、あなたを驚かせるかもしれない。 首位はリバプールで、4選手の獲得――ASローマからアリソン、RBライプツィヒからナビ・ケイタ、ASモナコからファビーニョ、ストーク・シティからジェルダン・シャキリ――に1億7700万ポンド(約256億6650万円。1ポンド=145円で換算)を投じている。 2位はチェルシーで、アスレティック・ビルバオ
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