東電自身がどう分析しているのかを聞いている

Bee Media：すいません、質問の意図は国会事故調にどう説明するかではなくて、御社自身がどういうふうに分析をして、炉内の状況がこうだったからこうだと、津波の到達の時間がこれだけ早まったからこれには影響ないということを、少なくとも分かりやすく言っていただかないと。国会事故調にどう説明するかとかっていう問題じゃなくて、御社自身がどういうふうに分析しているかっていうことを伺っているんです。 高橋：申し訳ありません、同じ答えになるかもしれませんけども、国会事故調の行っている方法で、まずは現時点で津波到達時刻については記載の変更はないというところまでは検討。 Bee Media：記載の変更があるかどうかじゃないんです。何分台ではなくて、東電のこの添付の資料でさえ15時36分59秒以降であると、秒まで書いてあるわけですね。こういうオーダーの【うちが　01:29:40】台という、36分台とか37分台とか、そういう問題じゃないんです。ここは非常に微妙な時間帯なんですね。ものすごくいろんなことが集中的に起きている時間帯なんです。ですから1秒がものすごく重要なんです。そういうことをきちんと分析した上で、そして御社のデータに基づいて、データを持っているのは御社しかないんですから、それをお示しいただくのが私は当然じゃないかと思って、今日は期待してこの場に来たんですけれども、きちんとデータを基にご説明いただきたいと思います。 高橋：申し訳ありません。今、現時点でそういったデータをお示しすることはできませんが、今後、この結果を踏まえまして、当社として新潟県の技術委員会に報告させていただく予定でございます。その中で議論が継続されるということで、詳細については解析も含めてそちらの委員会で検討していくということになります。 Bee Media：詳細は新潟県の委員会で説明されるということですね。 高橋：はい。 Bee Media：分かりました。じゃあそれは大変期待して待っております。 司会：はい、ほかはいかがでしょう。じゃあ前の方。