東証、午前終値3万8669円 一時500円超高、輸出関連下落
16日午前の東京株式市場は、前日の米国市場の上昇を好感し、相場への影響が大きい半導体関連株を中心に買い注文が優勢となった。日経平均株価(225種)は一時、前日終値からの上げ幅が500円を超え、3万8900円に迫った。一方、外国為替市場の円高ドル安進行で自動車など輸出関連株は下落が目立った。 午前終値は283円84銭高の3万8669円57銭。東証株価指数(TOPIX)は7.19ポイント安の2723.69。 15日の米国市場は、主要な株価指数がそろって上昇した。朝方発表された経済指標を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ先送りに対する警戒感が和らいだ。