坂東龍汰 初写真集の見どころは「役によって変わる髪型」「よく刈られます」
俳優の坂東龍汰(27)が7日、都内で初の写真集「日常日和」(ワニブックス刊)の発売を記念した取材会を行った。19歳の時に、北海道から上京。以降、日記のように撮影した8年分の写真を収めた。 【画像あり】 「1週間が待ちきれない!」大大大反響の「ライオンの隠れ家」撮影現場で感動的な出来事 見どころは「その時にしていた役によって変わる髪型」で坊主、金髪などさまざま。「最初の坊主姿は、20歳かそこら。初主演した(ドラマ)『花へんろ』で戦時中の設定だった。次に坊主になったのは、(映画)『スパイの妻』。時代ものの役だった。その後、また短くなるんですけど、それは月9(『366日日』)。社会人野球をしている役だった」と振り返り「結構(頭を)刈りがちです。よく刈られます」と笑わせた。 お気に入りの1枚は「洗濯物を干した後、リビングで背もたれがある父の椅子に座ってくつろぐ私服姿」と胸を張った。 放送中のTBSドラマ「ライオンの隠れ家」(金曜後10・00)で演じる自閉スペクトラム症の小森美路人役が話題。 撮影は「もう終わっちゃったので、ライオン(子役の佐藤大空)には、最近会えていないんですけど。今度会えるから楽しみ」と再会を心待ちにしているようだった。 映画の舞台あいさつなどは経験しているが、記者会見は慣れない様子。取材会時の写真撮影では、フラッシュの反射で写真集の表紙消えないようカメラマンから「おじぎをさせて」とリクエストされると「おじぎ?」と自身が腰を曲げ、おじぎをして苦笑い。「(写真集を)指差しして」のお願いには、なぜか天井を指差してみせるなど、天然ぶりも見せていた。 ドラマ、舞台、映画と大活躍した今年を漢字一文字で表すと「楽」とにっこり。「苦しいこともたくさんあったんですけど。時間がない中で切羽詰まって、逃げたい瞬間もあって。でもその中で自分なりに楽しいこと見つけて、新しい感覚を見つけること。この感情。とてつもない感情になるのは、いくつになっても変わらないですし、その感情に出合うために役者をやっているんだなと思いました」と充実した表情を見せていた。 来年1月17日には初の単独主演映画「君の忘れ方」(監督作道雄)の公開を控える。