【写真：Getty Images】

　プレミアリーグ第8節、ノッティンガム・フォレスト対クリスタル・パレスの試合が現地時間22日に行われた。試合はフォレストが1-0で勝利している。サッカー日本代表MF鎌田大地が所属するパレスは、開幕8試合未勝利という状況だ。地元メディア『London world』が、鎌田の現状について語る指揮官について伝えていた。　 【写真】クリスタル・パレス、最新年俸ランキング 　同メディアは、「鎌田大地は、南ロンドンでの生活のスタートが期待外れだったため、プレッシャーにさらされている」と題して、「彼がプレミアリーグに適応するのが遅いのは、加入する前の昨季のパレスのレベルからチームが落ちている事実が一因となっている。確かに彼らは主力選手を失ったため、新たに加入した選手たちが要求されるレベルに達するには時間を要するだろう」と、期待されているパフォーマンスではないものの、チームの状態も悪いことが影響していると指摘している。 　そして、「パレスのオリヴァー・グラスナー監督は、今シーズンのスター選手の1人である鎌田が不振の理由を理解しており、それを修正するつもりだと語った」と述べた上で、指揮官のコメントについて次のように報じていた。 「彼は（プレミアリーグに）適応したと思う。ノッティンガム・フォレスト戦では彼のいい試合を見た。彼のことはよく知っている。彼はゴールを決めたいから、自分にプレッシャーをかけるんだ」 　開幕から8試合を消化して勝ちなしという状況ではあるものの、「マンチェスター・ユナイテッドとの試合では、引き分けに抑えている。先日のフォレストとの試合でも、GKが大失態を犯したことによって勝点1を逃した。グラスナー監督には、昨季終盤のように状況を好転させてこのチームを大きな試合で勝利に導く力があるという印象がまだ残っている」と、指揮官のもとで今後パフォーマンスを取り戻す可能性が高いと強調していた。