【横浜FC】DF武田英二郎が今季で引退 横浜M、湘南…14年間のプロ生活
J2横浜FCは29日、DF武田英二郎(36)が今季限りで現役を引退すると発表した。横浜M、湘南などを渡り歩き、J1、J2で計221試合5ゴールをマークした。クラブを通じ、「まさか14年間プレーできるとは思っていなかった。試合に出られない時期も、自分の実力に絶望する日もたくさんあったが、みんなに支えられてここまで走り抜けて来られた」と感謝した。 横浜Mの育成組織出身で、青学大からマリノスに加入。千葉、鳥取、福岡への期限付き移籍を経て15年から3季湘南でプレーした。横浜FCにはトライアウトを経て18年に加わり2度のJ1昇格に貢献、今季はリーグ8試合に出場していた。 「チームが昇格、優勝争いをしている中で引退を発表することが正しいのかどうか悩んだ」と心情を吐露。その上で「まだ自分のキャリアは終わっていない。全員で一丸となって昇格、優勝を目指して最後まで戦いましょう」とコメントした。
神奈川新聞社