【ボートレース】三浦永理が逃げてG2初制覇、暮れのクイーンズクライマックスに弾み/下関G2
<下関ボート:レディースチャレンジカップ>◇G2◇最終日◇24日 11Rの女子優勝戦は、1枠の三浦永理(41=静岡)がインから押し切ってG2初優勝を達成した。女子獲得賞金は2位に浮上。年末のプレミアムG1クイーンズクライマックス(QC、12月26日開幕・蒲郡)のトライアル1回戦1枠をゲットした。激しい2着争いは川野芽唯が競り勝ち、QCの出場権を手にした。 経験豊富な三浦永理らしい冷静な立ち回りだった。スタートはコンマ09。タイミングとしてはナイスショットだったが、周りはさらに早い踏み込みで三浦は6番手の仕掛け。「スタートは途中で早いと思って放っちゃいましたけど、持ちましたね。良かったです」。インから伸び返すと1周1Mは先マイ。3枠の西橋奈未が鋭くまくり差してきたが、三浦は落ち着いた判断だった。「3がいましたけど、角度的に大丈夫だと思った。道中は転ばないようにと思って走っていました」。慌てることなく、きっちり押し切った。 この優勝でQCのトライアル1回戦1枠を手にした。「1号艇は緊張するんですよ(笑い)。それでも2よりは1の方がいいですね」。第1回大会以来のクイーンズC制覇へ、年末まで突き進んでいく。