日経平均続落、終値654円安の3万8721円…大手証券「トランプ氏への期待感一巡」
13日の東京株式市場は売りが優勢となり、日経平均株価(225種)の終値は前日比654円43銭安の3万8721円66銭だった。2日連続で値下がりし、終値では6営業日ぶりに3万9000円を下回った。
前日の米株式市場で主要株価指数がそろって下落した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄が売られた。米国のトランプ次期大統領による政権人事が本格化し、関税引き上げなど政策への警戒感が広がったことも相場の重しとなった。日経平均の下げ幅は一時、700円を超えた。
市場では「好決算銘柄の上昇もあったが、トランプ氏への期待感が一巡し、主力株の下落が相場を押し下げた」(大手証券)との見方があった。