“40歳”レブロンの現在地は?コーチやスポーツ専門医らが忖度なしで評価「2年前より良くなってる気がする」<DUNKSHOOT>
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、昨年12月末についに40歳となった。今なおNBAを代表するスーパースターだが、コーチや専門家はどのように見ているのか。 【動画】“40歳”レブロンのキャリアトップ40プレー! 2003年のドラフト全体1位指名でNBA入りしたレブロン。これまでクリーブランド・キャバリアーズで計11シーズン(2003~10、14~18年)、マイアミ・ヒートで4シーズン(2010~14年)、レイカーズで7シーズン目(2018年~)を過ごし、歴代4位タイの1522試合に出場してきた。 今季でNBA史上最長タイの22年目。リーグ優勝4回、ファイナルMVPとシーズンMVPを各4回、史上初となる通算4万得点突破、こちらも史上初のオールスター出場20回、NBA75周年記念チーム選出など数々の功績を誇り、将来の殿堂入りは確実だ。 昨年12月30日(日本時間12月31日、日付は以下同)に40歳となったが、今季も30試合に出場して平均35.0分、23.9点(リーグ18位)、7.6リバウンド、8.9アシスト(同4位)の成績を残している。1月2日に発表されたオールスターファン投票の第1回途中結果では、ウエスタン・カンファレンスのフロントコート部門第3位(116万7661票)と人気も健在だ。 『Sportskeeda』のマーク・メディーナ記者によれば、NBAのあるアシスタントコーチはこう語っていたという。 「以前の彼ではない。とは言っても、ゲームに関する知識と攻守に影響を与えられる点で、リーグトップクラスの才能を持っている。もう素晴らしいディフェンダーとは言えないが、すべてを見ているので相手のプレーの邪魔をすることができる。依然として、非常に影響力のある選手だ。レイカーズと対戦する時は、スカウトから常に彼の名前が挙がる。私は彼の個人スタッツを見ない。数字が重要ではないタイプの選手の1人だ」 また、別のアシスタントコーチは「正直、2年前よりも良くなっている気がする。なぜか説明はできないが、そう見える時がある。理屈が通用しないんだ。肉体的なエネルギーとパワーは凄い。信じられないね。囁かれる衰えに関してもさほど見られない」と持論を展開している。
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