「なぜか“男運”がない?」超美人なのに男性と縁遠くなったワケ【著者に聞いた】
子育てや嫁姑問題などをテーマにした「子育てしたら白目になりました」など、さまざまなエッセイ漫画を描いてきた白目みさえさん(@misae_yjm)。数ある作品の中から、今回は女性目線のリアルな恋愛経験を描いた漫画「武田ゆめは美人なのに男運が悪い」を紹介する。併せて、本作について白目みさえさんに話を伺った。 【漫画】本編を読む ■「高校生の頃なぜか外国人男性に誘拐されかけたことはあります」 「武田ゆめ」というキャラクターは女性の憧れを具現化したような存在だが、白目さんによるとモデルがいるそう。「武田ゆめのモデルは、私が幼い長女を連れてある子育てサークルに参加した際に、とんでもないボスママに絡まれたのを助けてくれた方です。見た目のモデルはまた別の方がいるのですが、この方も美人でスタイル抜群かつサバサバした女性です。ただ、本人は『あんな美人でかっこよく描かれたら絶対名乗れない』と嫌がっています(笑)」と明かしてくれた。 本作では武田ゆめが幼少期に男子からいじめられた経験が描かれているが、そうした経験は恋愛にも影響しているのだろうか。白目さんは「彼女の場合、幼少期に男子から『ブス』とか『目が大きすぎて気持ち悪い』などと言われたことで、自分は可愛くないし男性にモテないタイプなんだと長い間思い込んでいたようです。 第三者の立場でこう聞くと、きっとその男子は彼女のことが好きだったんだろうなと思いますが、彼女は恋愛にもしばらく臆病になってしまったと話していました。もちろんすべてのケースが後々の恋愛に影響を与えるとは言えませんが、男子からいじめられたことで男性に恐怖を感じるようになることはあると思います」と、本人から話を聞いての印象を語った。 白目さん自身の“男運悪いエピソード”があるか尋ねると、「私は幸か不幸か言い寄って来る男性の総数がそもそも多くないので、『男運が悪い!』と思うほど経験が無いと言うのが正直なところですが…。高校生時代になぜか外国人男性に誘拐されかけたり、勝手に私のことを彼女だと認定した大学時代の同級生に困らされたことはあります。でもそれは『男運』と言うよりも、普通に『運が悪い』出来事かなと思っています」と驚きのコメント。そのエピソードも、いつか漫画で描いてほしいものだ。 最後に、白目さんは「漫画を読んでいただきありがとうございます。私が今ここで活動できているのは応援してくださっている皆様のおかげです。毎日の生活の中でふとため息をつくような瞬間に、私の漫画で少しでも『フフッ』と笑っていただければ本当に幸せです。これからも精進いたしますので、どうかよろしくお願いいたします」と読者にメッセージを寄せた。 取材協力:白目みさえ(@misae_yjm)