【ドライブグルメ】首都高・平和島PA(上り)は、「働くドライバー」のお腹を満たす都内最大級のPA
東京23区内では最大級のフードコート付きPA
ハイウエイ ドライブの楽しみのひとつといえば、SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)での食事やおみやげ。今回は首都高の平和島PA(上り)のグルメを紹介しよう。 【写真はこちら】2024年11月にリニューアルされた「ホイコーロー定食 ミニ豚汁付き」(1050円)。(全10枚)
首都高1号羽田線を神奈川方面から東京に向かい、羽田空港を抜けた先にあるのが平和島PA(上り)です。平和島IC(インターチェンジ)の上りから首都高に入ってすぐの左手にPAの入り口があります。 この平和島PA(上り)は、首都高の中でも東京23区内にある数少ないフードコート付きのPAです。規模としては、都内最大級といえます。コロナ禍の2020年4月にリニューアルを実施しました。 ユニークなのは、ショップコーナーに「ゴジラコーナー」が設置されていること。じつは、2016年公開の映画「シン・ゴジラ」において、ちょうど平和島PA(上り)の付近にゴジラが上陸したというのが由来となっています。 とはいえ、平和島PA(上り)を利用するのは、主に働くドライバーたち。今回は、そんなドライバーに愛されるグルメを紹介しましょう。
海苔と出汁の香りを、さっと楽しむ
平和島PA(上り)に近い品川や大森の地は、江戸時代から明治~大正~昭和にかけて海苔の一大産地でした。海苔の養殖をスタートしたのも、この品川や大森の地となります。そんな地元自慢の素材である“海苔”をふんだんに用いたのが「花巻そば(のりそば)」(650円)です。 これは、基本となる「かけそば」に、荒くカットした海苔を振りかけただけという、きわめてシンプルそのものというメニューです。 さて、「花巻そば(のりそば)」を目の前にすると、ふんわりと海苔の香りに気づかされます。磯の香が、食欲を呼び覚まします。そばの汁は透明で、あまり塩辛くなく、出汁の香りが楽しめるというもの。海苔と出汁の香りに誘われ、そばをいただけば、あっという間に完食。やはり、忙しい朝方に大人気になっているとか。 「昨夜は飲みすぎちゃったな~」というときや、「朝食は食べたけれど、もう少し何か食べたいな」というときにも、ぴったりの一杯でしょう。しかも、注文してから出てくるまで早いんです!