太めグリップで手打ちを卒業できるかも!? ウイルソン「ダイナパワー チタニウム ドライバー レディス」【江澤亜弥がレディスクラブを試打・解説】
「みんゴル」が、スタートしたレディスクラブの試打連載。ゴルフを始めたい方、初心者セットを卒業したい方、100切り、90切りを目指したい方、新作クラブが気になる方、すべての女性ゴルファー必見です! 試打者にプロゴルファーの江澤亜弥を迎え、GCクワッドで各クラブのデータを測定。今回は、ウイルソン「ダイナパワー チタニウム ドライバー レディス」を試打。江澤はどう評価する? ★バックナンバーはこちら★
ロフト角の調整で、自分好みの打ち出し角を実現できる
今回試打をするのは、ウイルソン「ダイナパワー チタニウム ドライバー レディス」。ロフトは14度、シャフトはメーカー純正の「トゥルーテンパー Project X Even Flow」、フレックスはL。試打ボールはタイトリスト プロV1。 ウイルソン「ダイナパワー チタニウム ドライバー レディス」は、バック側に10グラムのウェイトを配することで深重心・大慣性モーメントにし、高打出しでつかまりの良い弾道を実現すると謳っている。また、慣性モーメントを大きくするだけでなく「ダイナパワーAI」によってボール初速のアップとミスショットへの寛容性も高めているとのことだ。 GD クラブの見た目の印象は? 江澤 全体的にマットで、PINGのドライバーを彷彿させますね。ウイルソンって、歴史のあるメーカーということもあって年上のお姉さま世代のイメージがあるけど、シンプルでスポーティな見た目で、わたしの中ではいい意味でウイルソンっぽくないなというのが最初の印象です。挿し色のブルーと、マットグレーのカラーリングは好きな組み合わせです。シャフトの模様もオシャレだし、ヘッドとの色味のバランスも取れていて素敵です。しかもこのクラブ、カチャカチャでロフト角の調整ができるんですね。 GD そうなんです。13度、13.5度、14度、15度、15.5度、16度の6段階あるので、打ち出し角とスピン量を調整しやすいとのこと。 江澤 16度は3番ウッドと同じくらいですね! 直ドラなんかもできそうなイメージが湧きました。 GD 置いてみたときの印象はどう? 江澤 ロフトが14度とのことですが、その割には寝ているようには見えません。しかも、レディスクラブ特有のフックフェースもあまり感じません。シャフトも細すぎず、わたしには握りやすいです。
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