大関貴景勝は関脇へ転落 在位30場所、2度目の降下
大相撲の西大関貴景勝(27)=本名佐藤貴信、兵庫県出身、常盤山部屋=は名古屋場所13日目の26日、横綱照ノ富士に敗れて8敗目を喫し、2場所連続負け越しで来場所の関脇転落が決定した。在位30場所で、休場明けの今場所は9度目のかど番だった。大関陥落は霧島に続き2場所連続。 貴景勝は2019年秋場所でも関脇に落ちており、大関降下2度目は現行制度となった1969年名古屋場所以降、19年九州場所の栃ノ心以来で5人目。昭和以降では能代潟、名寄岩、魁傑、貴ノ浪、栃東を含めて7人目。 貴景勝は首の痛みに悩まされ、先場所を2日目から途中休場した。来場所で10勝以上を挙げれば大関に復帰できる。