ライバル達が大型補強実施もレヴァークーゼン幹部はチーム強化に手応え 「昨シーズンよりも良い」
昨季は無敗で国内二冠達成
8月23日(現地時間)に予定されているボルシアMGとのブンデスリーガ開幕戦に向けて、昨季のブンデスリーガ優勝チームのレヴァークーゼンはドイツ南西部ドナウエッシンゲンでプレシーズンキャンプを実施している。 バイエルン・ミュンヘンが伊藤洋輝、ジョアン・パリーニャ、マイケル・オリーセら新戦力を次々と補強し、さらにボルシア・ドルトムントもセール・ギラシとヴァルデマール・アントンをシュツットガルトから獲得。戦力を増強してリーグタイトルの奪還を虎視眈々と狙っている。 しかし、レヴァークーゼンのフェルナンド・カルロCEOはチームの成長に手応えを感じているようだ。ドイツ紙『Bild』の取材に応じた同氏は、以下のように語っている。 「チーム編成を今の段階で終わりにするとすれば、我々のチームは昨シーズンよりも良いと言えるだろう。ヨシプ・スタニシッチを失ってしまったが、3人の新加入選手に加えて昨季は怪我で長く離脱していたアルトゥールもいるから、実質的に4人の新戦力を得た。入団した選手達と退団した選手達を比較した場合、幅広いチーム編成という意味で昨シーズンから良くなっていると私は感じている」 レヴァークーゼンのチーム編成に大きく影響を及ぼすのは、ヨナタン・ターの去就だろう。同選手をめぐっては獲得を狙うバイエルン・ミュンヘンとの交渉が続いている。 「我々は、彼が移籍を望んだことを知っている。彼の意思は尊重されなければならないが、同時に移籍についての方法と時期についても考える必要がある。今は結論が出るのを待つことと、この問題に対してプロフェッショナルに行動することが求められている」
構成/ザ・ワールド編集部