バルセロナDFが漏らす不満「SBは好きではない」。CBの座を奪われた理由をスペインメディアが分析「立場が逆転」
バルセロナのDFロナルド・アラウホは本来CBを主戦場とするが、今季ラ・リーガではSBとしてプレーする機会も増えている。アラウホがインタビューで「今のポジションは好きではない」と不満を漏らしたことを現地時間3日、スペインメディア『Sport』が伝えながら、望むポジションが与えられない理由を探った。 【画像】バルセロナ最新スタメン&フォーメーション 『Sport』によると、アラウホとDFジュール・クンデはCBタイプの選手だが、昨季はアラウホがCB、クンデが右SBを務めるシーンが多かった。しかし今季は「立場が逆転」し、クンデがCB、アラウホが右SBとして起用される試合も多い。 「クンデとアラウホはともに本来CBだが、チーム事情からいずれかをSBに回さなければならない点が問題だ」と同メディアは指摘。DFカンセロが右SB、左SB、右MF、右WGで攻撃的な立ち位置をとっており、チームとしてバランスをとるためにカンセロのサポート役としてアラウホが犠牲になっていると分析する。 同メディアはアラウホが『bein Sports』のインタビューに応じ「右SBではなく、CBとしてプレーする方が好きだ」と認めたことを伝えている。 「クンデが今シーズン開幕前、シャビ・エルナンデス監督に『CBに戻りたい』と説明した」とも、同メディアは紹介。3日のラ・リーガ第15節、アトレティコ・マドリード戦でアラウホは再び右SBに入り、相手のFWサムエウ・リーノによる左サイドからの攻撃に対処すると伝えている。
フットボールチャンネル編集部