PK戦に敗れ厳しい表情を見せる静岡学園イレブン＝U等々力

　サッカーの全国高校選手権第5日は4日、川崎市のU等々力などで準々決勝4試合を行い、静岡県代表の静岡学園は東福岡にPK戦の末に敗れ、5年ぶりの県勢4強入りを逃した。 　【評】静岡学園は最後まで攻め続けたが、東福岡の堅守を崩せずPK戦で屈した。 　前半27分、左CKをMF天野が頭で狙ったが枠外。33分にはMF鵜沢が股抜きで相手を抜き去ってパスを出し、MF佐々木が蹴り込んだが決まらなかった。 　0―0で迎えた後半もMF堀川、MF加藤、DF関戸がシュートを放つなど攻撃の手を緩めず、終了間際には天野が中央突破しゴールに迫ったがわずかにそれた。PK戦は4―5で敗れた。