【夏のフレグランス】スパイシーさ、甘さが香るスイーツのような「グルマンの香り」4選
夏場の香りの選択は、“爽やか”だけではなくなってきている。。爽やかの先にある香りを、涼やかな心持ちでまといたい。ただし、香らせ方は親密に。気温が高く、湿度も高い日本では香りが拡散しやすく、残りやすい。小さく深く、肌の香りにそっと添うように。多層的な夏のフレグランスを楽しんで。今回は今注目のグルマンの香りをご紹介。 【写真】おすすめフレグランス
1. 【Off-White TM】ソリューション フレグランス No.6 Off-WhiteTMの「ソリューション フレグランス」ラインに新たに加わったのは、こっくり甘いラム酒やチョコレートに、スモーキーなパチョリが交わるウッディグルマンの香り。燻したようなほろ苦さとまろやかな甘美さに、深く酔いしれて。50ml ¥16500/イーストランド 2. 【DIOR】ミス ディオール パルファン シグネチャーフレグランス「ミス ディオール」をフランシス・クルジャンが再解釈。青々しさや甘さ、ジャスミンの多角的なファセットにストロベリーやピーチなど、鮮やかな果実香を加味。みずみずしく香り立つ。50ml ¥18040/パルファン・クリスチャン・ディオール 3. 【PARLE MOI DE PARFUM】コメット パラディ オードパルファム スター調香師ミシェル・アルメラックが手がけるメゾンの新作は、芳醇なサンダルウッドを中核にトンカビーンとカカオパウダーが甘やかに漂う深淵なグルマンノート。ムスキーな凜々しさが根底に流れ、シェアフレグランスにも。100ml ¥25300/ブルーベル・ジャパン 4. 【Obvious】オードパルファム ユヌ ピスターシュ かつて伝説的な名将に振る舞われたレバノン料理のデザート「ムハラビーヤ」から着想。アーモンドペーストとヘリオトロープの甘美さに、ピスタチオが匂い立つ。異国の街角に踏み入れたような、エキゾチックな甘みが新しい。100ml ¥17600/ノーズショップ
撮影/吉田 歩 スタイリスト/鈴木美智恵 構成・原文/渡辺敦子 ※BAILA2024年8・9月合併号掲載