自宅に眠っている絵本を斎場へ 北海道の「やわらぎ斎場」が寄贈を呼び掛け
北海道内で49の斎場を展開する「やわらぎ斎場」 (あいプラン・札幌市)は、来場者・参列者の気持ちを和らげてもらうため、各施設の控室に絵本の設置を進めている。自宅で読まなくなり、眠っている絵本の寄贈を呼び掛けている。 短い時間でも気軽に読むことができる絵本は、少ない文字数の中に作者の思いが凝縮されており、想像力をかき立ててくれる挿絵と共に、たくさんの感動や気づきを与えてくれる。大切な人との最後の別れのひと時として、親族が集まる中での思い出に残るエピソードのきっかけとして、小さな子どもの新しい絵本との出会いとして、やわらぎ斎場では、各施設の控室とやわらぎ斎場厚別西館内にある図書室に絵本を置いている。 絵本の寄贈についての問い合わせは、コールセンターフリーダイヤル:0120-600-300(24時間受付)、Instagram(DMから)。追って担当者から連絡がある。消耗の具合などによっては、寄贈しても活用ができない場合もあるという。また、寄贈後の設置場所などは全てやわらぎ斎場へ一任する形となる。