フルアム加入が決定したクエンカ [写真]=Getty Images

　フルアムは3日、ビジャレアルからスペイン人DFホルヘ・クエンカを完全移籍で獲得したことを発表した。 　発表によると、契約期間は2028年6月30日までとなる4年で、契約には1年の延長オプションが付随しているという。なお、移籍金は非公開となっているが、イギリス紙『イブニング・スタンダード』によると、670万ポンド（約12億円）ほどで両クラブは合意したようだ。 　現在24歳のクエンカは、センターバックや左サイドバックでもプレーする左利きの身長190センチメートルのDF。地元クラブのアルコルコンのユースで育った後、2017年7月に17歳でバルセロナの下部組織に移籍した。2018年10月には唯一の出場となったが、トップチームデビューを果たした後、2020年9月にビジャレアルに完全移籍を果たした。アルメリアやヘタフェへのレンタル移籍も経験。2023－24シーズンはビジャレアルで公式戦37試合に出場し、3ゴール1アシストを記録した。 　初の海外移籍を果たしたクエンカはフルアムのクラブ公式サイトで以下のように喜びのコメントを発表している。 「本当にすごく嬉しい。ここに来ることができてとても誇りに思っている。ここにいられて、そしてフルアムでプレーできることを嬉しく思っている。歴史のあるクラブで、クレイヴン・コテージ（本拠地）も歴史のあるスタジアムだ。街、クラブ、歴史あるスタジアムが好きだし、プレミアリーグでプレーしたいんだ」