少しの工夫が最高の快適さを実現! コットに連結して高床仕様にもなる「カンガルーテント」のフレキシブルな使い方とは
テント泊のバリエーションを大きく広げてくれるテントが登場。「VASTLAND(ヴァストランド)」の「カンガルーテント」が、自由なキャンプレイアウトを実現します。 【写真】快適な居住空間を実現するカンガルーテントの機能を見る(全7枚) カンガルーテントは、タープやシェルターテントなど、ほかのキャンプギアの中にテントを入れるスタイル。外側に来るシェルターテントがカンガルーのお母さんで、この「カンガルーテント」がお母さんのおなかの袋に入る赤ちゃんのイメージです。
横になっても頭と足先が生地に当たりにくいストレスフリー設計
大型のタープであっても、タープ内のスペースには限りがあります。カンガルーテントを端に寄せて設置すれば、リビングスペースを広く取り、寝床は効率的な配置にするといった空間利用が可能に。ライトや自然光の加減を考慮した、向きや配置にするのもよさそうです。 展開時サイズは、長さ200cm×高さ90cm×幅70cmとなり、さまざまなレイアウトに応えるコンパクト設計を採用。それでありながら大人1人が余裕をもって横になれるサイズを確保しています。 形状も工夫されており、骨組みを形成するポールはテント下部がまっすぐ上方向に立ち上がることで、ユーザーが横になったときの空間が確保でき、頭や足先がテント生地に当たる心配を軽減。 この形状はストレスが少ない睡眠を取るための工夫です。テント底部にはコット連結用のベルト2本が設置してあるので、連結すれば寝返りによるテントのズレを防止できます。スペースの有効利用だけでなく、使用時の快適性も考慮した設計なのです。
使い分けができるメッシュとフルクローズの2種を用意
テントはメッシュとフルクローズの2タイプでシーズンによって使い分けができます。メッシュタイプはサマーシーズン向けとなり、通気性が高いのはもちろんですが、テント自体が蚊帳の役割も果たせるので、虫が気になる場所でのキャンプで使えば、虫除けバリアとしても役立ちます。 フルクローズタイプは、ウィンターシーズンでも使える保温性のある仕様。気温低下が心配なキャンプ時に、シェルターテントと合わせて使えば、内部の快適性をしっかりキープしてくれます。
モバイル操作可能なクリアポケットも完備
テント内部には、ランタンを取り付けるフックやモバイル端末操作対応のクリアポケットなどを装備。小さな個室空間としても便利なので、複数人でのキャンプで大型タープをシェアするときなどでは、カンガルーテントでプライベート空間を確保できます。 カンガルーテント自体はソロキャンプ向けですが、その性能は大人数のキャンプでも発揮できる、汎用性の高い万能型1人用テントなのです。
ソトラバ編集部