「田中圭」が托卵ドラマ「わたしの宝物」で見せる恐ろしいまでの不気味さ 「怪演俳優」としてネクストブレークか
■優柔不断なズルい男を好演 芸能ジャーナリストの平田昇二氏は田中についてこう語る。 「田中さんといえば『おっさんずラブ』でのブレーク以降、ドラマを中心に以前にも増して存在感を放っています。同作以降、『恋がヘタでも生きてます』ではやり手のイケメン社長を演じ、『獣になれない私たち』では優柔不断なズルい男を好演しました。原田知世さんとダブル主演を務めた『あなたの番です』は大きな話題を呼び、映画版も公開されました。躍進が目立った2018年から現在まで続く活躍を見ていると、その実力で俳優としての地位を確立させた観があります。以前『ぐるぐるナインティナイン』の人気コーナー『ゴチになります!』にメンバーとして2年以上出演していましたが、立ち回りなどを見ているとバラエティー対応力の高さと親しみやすい人柄が画面越しにも伝わってきました。多くの俳優仲間から慕われたり、交友関係が広いのもうなずけます」 超絶モラハラ夫から、子煩悩なパパ、そして……かつてないほどさまざまな顔がみられる今回の田中の役柄。果たしてどんな怪演を見せてくれるのか。 (雛里美和)
雛里美和