「田中圭」が托卵ドラマ「わたしの宝物」で見せる恐ろしいまでの不気味さ 「怪演俳優」としてネクストブレークか
■泥酔して警察に保護された過去も… SNSでも、「田中圭の“役を生きる”力ヤバい、木曜劇場のヒロイン枠爆走中」「田中圭のすごみをこれほど感じられる作品は初めて」など、高低差の激しすぎる「宏樹」という役柄を巧みに演じる田中への絶賛の声が飛び交っている。 そんな田中だが、プライベートでもかなり“高低差”がある。娘と2人で出かけるなど、家族仲の良さがうかがえるエピソードもあるが、一方で、コロナ禍にもかかわらず大勢で集まって誕生日会を開いたことが週刊誌で報じられたり、泥酔したままタクシーに乗り、運賃が払えず警察に保護されてニュースになったりと、酒の失敗は多いタイプだ。 「『おっさんずラブ』の“はるたん”効果もあってすっかり『いい人キャラ』が定着している田中ですが、やんちゃなエピソードにも事欠かない。結婚当初は現場から一目散に帰宅し、毎日夕食を自宅で摂るなど、愛妻家で良きパパのイメージの強かった田中ですが、結婚5年目には浮気疑惑が報じられました。また以前、バラエティーで妻とデキ婚することになった際に『他の(結婚して責任を取る以外の)選択肢もあるのでは』と、イケイケ時代をにおわせる一面を悪びれもせずに披露していました。いまだに危ういところも持ち合わせている印象です」(女性週刊誌の芸能担当記者) とはいえ、田中は明るく気持ちの良い飲み方をするという評価もあるという。 「超多忙な人気者になった田中ですが、かつては飲み会のお呼びがかかれば気軽に来てくれる上、同席した女性たちには気前よくお車代を出すなどの対応をしていたことが報じられました。また、『だれかtoなかい』に出演した際は、飲み会で話の輪には入れない参加者に積極的に声をかけて場を盛り上げ、俳優仲間の評価も高いとムロツヨシが証言していました。まさに芸能界の“飲み会王”といった風情です」(同) 田中はインタビューで「仕事もプライベートも全部がうまくいくなんて、やっぱり難しいと思う」「これ(仕事)だけはとことん頑張るから、こっち(人づきあいなど苦手なところ)はちょっとくらい甘やかしてくれよ、神様、という気持ち」と語っている(「Yahoo!ニュース・オリジナル特集」2021年10月5日)。ちょっとダメなところもあるが、大事なものには真摯に向き合ういいヤツ──田中の発言からは、演じる役柄にも通じる“愛され力”が垣間見える。