マンUのアントニー代理人が複数クラブからのアプローチを認める…去就はクラブ次第?
マンチェスター・ユナイテッドに所属するMFアントニーに移籍の可能性があるようだ。26日、『スカイスポーツ』などイギリスの複数メディアが報じている。 報道によれば、アントニーの代理人を務めるジュニオール・ペドロソ氏は欧州スポーツ専門メディアの『GiveMeSport』のインタビューに応じ「アントニーの移籍について多くのクラブが我々にアプローチしてきた」と、複数のチームから関心を寄せられていることを明かした。一方で「マンチェスター・ユナイテッドはアントニーを我々に売却したり貸し出したりする意向を一度も示していない。マンチェスター・ユナイテッドの経営陣は、アントニーの退団を望んでいるとは決して言わなかった」と、現時点でマンチェスター・ユナイテッドが同選手の移籍を認めていないことも主張した。 2022年にアヤックスから最大1億ユーロ(当時のレートで約139億円)という破格の移籍金で加入したアントニー。しかし、ここまで期待されていたほどの結果を出すことができていない。特に今季のリーグ戦は4試合のみの出場に留まっている。レンタル移籍の可能性も取りざたされているアントニーだが、ペドロソ氏は「もしクラブが、アントニーを1月にローン移籍させ、出場時間を増やし、信頼を取り戻すのが良い考えだと判断するなら、我々はその選択肢について協力するつもりだ」とあくまでクラブの判断に従う姿勢を示し、「彼は新監督のルベン・アモリムの下で、自分の地位を取り戻し、最高のスキルを発揮するために懸命に努力している」と、残留となった場合でもアントニーがクラブのため努力することを強調した。 しかし、マンチェスター・ユナイテッドもアントニーとアヤックス時代からの“恩師”であるエリック・テン・ハフ監督を解任し、新たにルベン・アモリム監督を招へいしたものの、直近の公式戦を2連敗で現在『13位』と波に乗れていない状況が続いている。クラブも低迷中の中で、アントニーは“名門”復活のために新監督の下で再び輝きを取り戻すのか、心機一転、新天地に活躍の場を移すのか、注目が集まる。
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