19歳の谷川萌々子がなでしこジャパンの“激戦区”に名乗り!「もっと得点につながるようなプレーを増やしていきたい」
今季はここまで9試合に出場して10得点
19歳でパリ五輪に臨む日本女子代表のMF谷川萌々子が、激戦区に名乗りを上げた。 スウェーデンのFCローゼンゴードに所属する谷川は、選出メンバー内で唯一シーズン中ということもあり、国内キャンプ2日目は別メニューでの調整に。ただ直前まで公式戦を戦っていただけに、コンディションは良好だという。 【PHOTO】7月25日にパリ五輪初戦を迎えるなでしこジャパン18人とバックアップメンバー4人を一挙紹介! ボランチを主戦場とする谷川は、JFAアカデミー福島時代の昨年にトレーニングパートナーとして女子ワールドカップに帯同。練習では出場選手たちと遜色のないプレーを披露し、居残りで行なっていたFK練習では、左右両足で鋭いキックを連発していた。 そのポテンシャルが評価され、今年1月にドイツの名門バイエルンへ移籍。現在はレンタル先のローゼンゴードで10番を背負い、主にトップ下でプレーしている。 「球際の部分では、本当にガツガツ来るので、自分自身も負けないために、フィジカルの向上や、ボールを持っていない時の準備の質の高さを求めてやってきました」 海外でのプレーにもすぐに適応。15節終了時点で9試合に出場し、10得点を記録している。 しかし、そんな逸材でも簡単に割って入れないほど、池田太監督の下で3-4-2-1を基本布陣とする現在のなでしこジャパンの中盤は激戦区だ。 ボランチは、チームの中心とも言うべき長谷川唯に加え、海外経験も豊富な長野風花と林穂之香が名を連ねる。 それ以上に多彩なライバルが揃うのがシャドーだ。 昨年の女子ワールドカップで得点女王となった宮澤ひなた、同大会で日本のワールドカップ最年少得点記録(19歳180日)を塗り替えた藤野あおばのふたりが健在。 さらに、準優勝した2022年のU-20女子ワールドカップで大会MVPに輝き、所属するチェルシーでリーグ5連覇に貢献した浜野まいかや、WEリーグのトップスコアラー&MVPで、今夏にブライトンへ移籍した清家貴子らが揃う。 それでも谷川は、「自分自身、ローゼンゴードでやっているトップ下でのプレーは強みでもあると思うので、代表でもひとつ前でボールを受けて、もっと得点につながるようなプレーを増やしていきたい」と意気込む。 なでしこジャパンは7月13日に金沢でガーナ女子代表と親善試合を行なう。19歳の大器はどのポジションで起用されるのか、注目だ。 取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
【関連記事】
- 好きな男性のタイプは? なでしこ長谷川唯が激白!「理想があるわけではないんですけど、でも絶対的に...」
- 「スタイルやば」なでしこ長谷川唯&清水梨紗、山形での“浴衣姿”2ショットが話題!「私服もス・テ・キ」
- なでしこJの若きボランチ谷川萌々子。欧州で躍動、成長著しい19歳が示す未来は明るい【パリ五輪の選ばれし18人】
- ブライトン加入の清家貴子が明かす「移籍の決め手」と「三笘薫との会話」。環境面については「グラウンドが18面あって...」【なでしこジャパン/パリ五輪】
- 「待ち切れないわ!」1670万超フォロワーを誇る“世界一セクシーなフットボーラー”がユベントス移籍に大興奮! 恋人のブラジル代表も新加入済み