米国の20歳・ストルツ、圧巻の1日2冠 ミラノ五輪は「3つの距離のタイトルを取りたい」…スピードスケートW杯長野大会
◆スピードスケート◇W杯第1戦 第1日(22日、長野市エムウェーブ) 開幕し、男子のジョーダン・ストルツ(米国)が2種目を制した。500メートルを34秒43で優勝。約1時間後に行われた1500メートルもリンク新記録の1分43秒65で制し、圧巻の1日2冠。「大変疲れたが、タイムや結果に関しては満足している。うれしい結果が出た」と充実の汗をぬぐった。 ストルツは、世界のスケート界に衝撃を与える活躍を続けている。今年1月に1000メートルで世界記録を樹立。世界距離別選手権は昨季まで2年連続で500、1000、1500メートルの3冠を達成している。短距離でも中距離でも驚異的なパフォーマンスを発揮する20歳は、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪へ「このまま良いコンディションを続けて、3つの距離のタイトルを取りたい」と3冠を宣言した。
報知新聞社