五輪は「魔法のような祝祭感」 熱狂冷めやらぬパリ市民
【パリ共同】「こんなに夢中になるとは」。パリ五輪が幕を閉じた11日、街角のパリ市民からは熱狂冷めやらぬ声が聞こえた。祭典は「魔法のような祝祭感」をもたらし、大会運営に携わった地元スタッフは「誇りに思う」と胸を張った。 不動産業のリュドビックさん(32)は「五輪期間中にパリを離れたことを後悔している同僚がたくさんいた」と明かし、「テレビだけでは満足できなくなって女子ラグビーを見に行った。負けたけど最高の雰囲気だった」と興奮気味に話した。 パリ中心部のモンソー公園では閉会式のパブリックビューイング(PV)が行われ、集まった多くの市民が祭典の閉幕に拍手を送った。