“日本のブッフォン”爆誕!鈴木彩艶、圧巻の1対1で完璧シャットアウトの瞬間「成長エグい」「接近戦歴代最強GK」ピンチを救う“神セーブ”に賛辞止まず
【W杯2026アジア最終予選】インドネシア代表 0-4 日本代表(ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム) 【映像】圧巻1対1で完璧シャットアウトの瞬間 カテナチオの国で急成長中の若き守護神がチームを救った。日本代表のGK鈴木彩艶が最初にして最大のピンチを冷静な対応でシャットアウト。試合序盤ながら勝負の分かれ目となったビッグプレーにファンも大興奮し、SNSを中心に話題沸騰中だ。 試合序盤の8分、日本代表はいきなり絶体絶命のピンチを迎えた。MF三笘薫を起点にボックス内に踏み込み、MF鎌田大地が放ったシュートがインドネシア代表のDFリスキ・リドにブロックされる。このプレーがトリガーとなり、インドネシア代表の鋭いカウンターが発動。ルーズボールを拾ったMFトム・ハイェのロングボールに反応したのは、MFラグナー・オラットマングーンとDF板倉滉だ。しかし、板倉がバウンドボールを処理し損なったことでオラットマングーンと入れ替わるように抜け出されてしまった。 日本代表のゴールを守る鈴木は、ボックス内に進入してきた相手を1対1で迎えることになったものの、非常に冷静だった。オラットマングーンのドリブルのタッチが少し大きいことを確認すると、エリアのラインを越えてきたタイミングで飛び出す。重心を落としてブロックの構えを作ってボールの動きに集中し、オラットマングーンが右足でシュートフェイントをしてきたタイミングで一気に間合いを詰めた。そして、上半身を起こしながら足を広げて滑り込み、完全にコースを消した状態でシュートをストップしてみせたのだ。 解説・中村憲剛氏は「オラットマングーンもバウンドを読めなかったからフェイントになったのかなと思いましたけど、彩艶ナイスセーブ」とコメントし、同じく解説・小野伸二氏も「よくセーブしたと思います」と評価した。中村氏は前半終了間際にも「最初の彩艶のセーブが大きかった。あれが入っていたら空気が変わっていた」と振り返っていた。 インドネシア代表がボールを持つだけで歓声がスタジアムを包み込む完全アウェイの中、そこで先制を許していたら、日本代表のゴールラッシュはなかったかもしれない。森保一監督は試合後のインタビューで「最初のビッグチャンスが相手に1つ、2つあったと思うのですが、そこをチーム全体でカバーする。最後、(鈴木)彩艶が止めてくれる。耐えなければいけないところを耐えたことが(勝利に)つながった」と称賛している。 チームを救ったビッグセーブにはファンも大きく反応。「成長エグい」「セリエA、パルマの正ゴールキーパー、鈴木彩艶」「日本のブッフォン」「接近戦歴代史上最強GK!」「チームを勝たせるビッグセーブだ」「フェイクに騙されず、逆に間合いを詰めてシュートコースをなくす。神プレーすぎる」「神ザイオン」「さすがセリエAでやってるだけあるなぁ」と、SNS上には称賛の声が相次ぎ、一時はトレンド入りした。 日本代表は、35分にオウンゴールで先制すると、40分、49分、69分に追加点を奪取。前半の立ち上がりに訪れた窮地からチームを救った22歳のGKのビッグセーブが勝利の呼び水となり、最終的に4-0というスコアでインドネシア代表を撃破した。 (ABEMA de DAZN/サッカー日本代表)
ABEMA TIMES編集部