【阪神JF】逃げて2連勝中のテリオスララは立ち回りひとつ 陣営「絶対に逃げなきゃというつもりはない」
◆第76回阪神JF・G1(12月8日、京都競馬場・芝1600メートル) 前走の萩Sでリステッド初勝利を飾ったテリオスララ(牝2歳、美浦・田島俊明厩舎、父シスキン)は全休日明けの12月3日、美浦・坂路を68秒3―16秒9で駆け上がって調整した。田島調教師は「順調にきていますよね。先週は(追い切りの時計が)遅かったが、日曜日(12月1日)はしっかり(美浦・Wコースで5ハロン68秒4―11秒1)やっておきたかった」と、仕上がりにうなずいた。 近2走は逃げて連勝しているが、何が何でもハナを主張という作戦ではない。指揮官は「やる気があるタイプで前の方に行けてしまうが、絶対に逃げなきゃというつもりはない。1600メートルで(前半から)他の馬が速いなかで、どうか」と、初のマイルへの距離短縮をポイントに挙げた。
報知新聞社