『光る君へ』「もう…衛門の好きにしてよいわ」タジタジの倫子。その勢いに秘められた<赤染衛門の真意>とは…視聴者「だから猫!」「地雷踏んだ」「倫子さまの顔(笑)」
◆12月1日の『光る君へ』 現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第46回「刀伊の入寇」が12月1日に放送され、話題になっています。 <私が気づいていないとでも思っていた?>『光る君へ』次回予告。刀伊撃退の褒賞を巡って実資が怒りを爆発。道長とまひろは再会を果たすも微笑みを湛えた正妻・倫子が… *以下、第46回「刀伊の入寇」の放送内容と次週予告のネタバレを含みます。 ●「刀伊の入寇」あらすじ まひろの源氏物語はいよいよ終盤を迎えていた。 まひろは念願の旅に出て、亡き夫が働いていた大宰府に到着。そこでかつて越前で別れた周明(松下洸平さん)と再会し、失踪した真実を打ち明けられる。 その後、通訳として働く周明の案内で、政庁を訪ねるまひろ。すると稽古中の武者達の中に、双寿丸(伊藤健太郎さん)を発見する。 さらに大宰権帥の隆家(竜星涼さん)に、道長(柄本佑さん)からまひろに対するある指示を受けたと告げられる。そんな中、国を揺るがす有事が…
◆戸惑う倫子 第45回で「道長の生涯を物語として書くように」と赤染衛門へ依頼した道長の正妻・倫子。 今回のドラマ後半にて完成した物語を手に取った倫子は、その冒頭を読んで戸惑った表情を見せます。 「殿の栄華の物語を書いてほしいと申したと思うが…」と告げると、そのつもりで書いたとこたえる赤染衛門。 倫子が「でもこれ…宇多の帝から始まっているわ。殿が生まれるよりはるかに昔だけど…」と伝えると、赤染衛門は表情をかたくします。
◆「私がなすべきことは何かと考えますと!」 続けて「お言葉ながら藤原を描くなら、大化の改新から書きたいくらいにございます。とはいえ、それでは太閤様の御代まで私が生きている間に書ききれないと存じまして宇多の帝からにいたしました」と熱弁しました。 対して「殿が生まれた時は村上の帝のときゆえ…そこからでよいのではないかしら?」とにこやかながら食らいつく倫子。 しかし、それを聞いた赤染衛門はますます表情をかたくします。 そして「『枕草子』が亡き皇后定子さまの明るく朗かなお姿を描き、『源氏の物語』が人の世のあわれを大胆な物語にして描いたのなら、私がなすべきことは何かと考えますと! それは歴史の書であると考えました」と堰を切ったように話し始めます。
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