確トラで関西「信じられへんわ~」さらなる物価高を不安視 専門家は「就任前から影響」
TVOテレビ大阪
次期アメリカ大統領への返り咲きが決まった共和党のトランプ前大統領。我々の暮らしにどういった影響が出るのでしょうか? 【トランプ前大統領】「我々は信じられないほど政治的な偉業を達成した、大統領という栄誉を与えてくれた国民に感謝したい」 選挙から一夜明け、日本でも… 【石破茂総理】「できるだけ早期にお会いしたい。日米同盟を更に高い次元に引き上げることで一致した」 選挙戦では経済政策に重きを置いたトランプ氏。全輸入品に10~20パーセント、さらに中国製品には60パーセントの一律関税を課すとしていて、輸出企業には厳しい状況となる可能性があります。トランプ氏の大統領就任について街では…。 【街の人インタビュー】「信じられへんわ、ね~」「アメリカ第一主義になる。日本への影響が気になる」「関税とか物価があがったりとか不安がある」「私ら年金(生活)でしょ?どういう方向にいくのか、悪い方かな、いい方かな」 さまざまな声が上がる中、一番多かったのが更なる物価高への不安。 【りそな総研荒木研究員】「今すでに物価高いですが、さらに上がってくる可能性が出てきた。日本に対しても関税引き上げを言ってきている状態。仮に相応の関税引き上げをするのであれば、肉類・衣服・家電製品などの値段があがってくる」 就任は2025年の1月。影響はいつ頃から出てくるのでしょうか。 【りそな総研荒木研究員】「就任前から影響があると思う。アメリカの中国に関する関税が60%まで上がれば中国の経済がかなりダウン。そうなると関西からの輸出もダウンし、中国の現地ビジネスも悪化が予想される。1ドル160円台を再び突破する可能性でてきているのでその点も要注意」
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