FF車・最速タイムを叩き出した シビック タイプ R が "330 馬力" 。なんと 水上バイク に「 "325 馬力" エンジン 」を 搭載 ! シードゥ が 開発 した 「 新しい モンスター・エンジン 」のすごさとは?
「 Rotax 1630 ACE 325 」エンジン・試乗インプレッション
「RXT-X 325」と「RXP-X 325」は、定評のある「 Rotax 1630 ACE 300エンジン 」を改良。各部を刷新し、「Rotax 1630 ACE 325エンジン」としている。 排気量は変わらず1630ccだが、再設計された効率的でコンパクトな“スーパーチャージャー”が新たに採用されている。新しい“スーパーチャージャー(タービン)”は、ターボチャージャーから構想を得たという。 今回、「RXT-X 325」に試乗したが、「 RXT-X 」という モデルは、もともと“世界最高峰の直進安定性能”を有している。 その船体に、325馬力のエンジンがどうマッチするのかが楽しみだった。 乗った感想は、“ 文句なし!”の一言だ。 300 馬力とは、明らかに異なる「 強烈な 加速 」を 体感する。 この日、5 月初旬とは思えぬ 真夏の陽気であったにも関わらず、最高時速は121km/h を記録した。これが真冬なら124 ~ 125km/h ぐらいは出そうである。 高速域で パフォーマンスが 上がるくらいだと 考えていたが、低速域 から ガンガン 加速していくのは 快感だった。 しかし、どんなに速い乗り物でも、スピードは“5分” で慣れる。RXT-Xの素晴らしいところは、「 このスピードに この乗り味 」が非常にマッチしていることだ。 全てが バランスよく改良されたことで、耐久性や安全性はもちろん、トータル的な“ 完成度の高さ” が、抜群だった。
現代の水上バイクに、「馬力表示」は 意味がなくなってきたのか!?
買い手側にしてみれば、分かりやすい「 馬力 」表示に目が行きやすいし、購入時の目安としている人も多いだろう。 シードゥは325馬力になったが、ヤマハのフラッグシップ「 FX SVHOシリーズ 」は、250馬力だ。 先にも書いたカワサキ「 ULTRA 310」シリーズは、310馬力である。 馬力が一番低いといっても、ヤマハはその分、排気量の大きなエンジンを搭載している。2024年モデルの「 FX Cruiser HO 」に至っては1900ccとなった。 十分にパワーはあるし、加速も申し分ない。 今、各メーカーが顧客満足度を高めるために行っている「パワーアップ」は、過去の馬力競争とは 明らかに異なる。 水上バイク そのものの性能が 飛躍的に向上し、新しいテクノロジーも 次々と開発されている。 現代の「 水上バイク 」は、パワーの数値だけでは 計れなくなった。 乗り味、遊び方のトータルで、機種を選ぶ時代である。
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