今季の出場は“6分間”のみ 冨安はもうアーセナルの主力になれないのか「怪我が続いていて頼りにならない」
サイドバックの序列争いはさらに激しくなっている
コンディションが整っている時のアーセナルDF冨安健洋がトップクラスのDFであることは、アーセナルサポーターも日本のサッカーファンも理解している。しかし、近年は怪我の問題に苦しんでいる。 今季も開幕から怪我で出遅れ、10月には負傷で再離脱することになった。ここまでのプレイタイムは、10月5日のサウサンプトン戦で記録した6分間のみだ。 今も離脱が続いていて、いつコンディションが整うのか読みにくい。これだけ離脱期間が長引けば、チームでの立ち位置が厳しくなるのも仕方がない。それもアーセナルのようなトップクラブであれば尚更だ。 英『Evening Standard』は冬の市場が始まるタイミングに合わせ、アーセナルが残留させるべき選手・売却すべき選手をそれぞれリストアップしている。DF枠では、オレクサンドル・ジンチェンコ、キーラン・ティアニー、そして冨安も売却リストに入ってしまっている。 冨安に関して同メディアは「不本意ながら売却だ。調子が良い時の冨安は優れたDFだが、怪我が続いていて頼りにならない」とピシャリ。 今季はリッカルド・カラフィオーリも加わり、シーズン途中からは18歳と若いマイルズ・ルイス・スケリーを左サイドバックへ回すケースも増えてきた。冨安は主にサイドバックを任されてきたが、右にはベン・ホワイト、ユリエン・ティンバー、左ではカラフィオーリ、ルイス・スケリーと、さすがにライバルが多い。 コンディションが万全であればレギュラー争いも可能だったはずだが、現在は怪我続きで計算しづらい。実力が認められているだけに悔しいところだが、冨安のキャリアはどうなっていくだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部
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