新生ラツィオの今季最終戦にフル出場!鎌田大地を伊解説陣が称賛「ダイチは実行力がある。非保持においても重要」…伊紙の評価は?「トゥドルの灯台」 | セリエA
トレードマークにも注目
鎌田は53分、ベシーノとロヴェッラに代わってフェリピ・アンデルソンとマテオ・ゲンドゥージが投入されると、ボランチへ下がって試合終了までプレーしたが、ザッカーニのゴールでラツィオが1-0とリードしていた66分、鎌田がフィリッポ・ミッソーリへのファウルで与えたフリーキックにより、同点に追いつかれた。 『ダゾーン・イタリア』の実況担当者は、イエローカードが提示されてカメラに映し出された日本代表MFの長袖のユニフォームにも注目して語った。 「カマダがミッソーリと議論しているが、カマダはいつも通りの長袖シャツだね。長袖シャツは、契約を結んだ直後の最初の要望だった。長袖シャツは数が減っているが、彼は手に入れることができ、もはや日本人選手のトレードマークだね。トゥドルの下で主役となったが、(前監督のマウリツィオ)サッリ時代は違った。しかし当時から彼のクオリティはよく知られていた」
イタリアメディアの鎌田の評価は?
そんな鎌田のパフォーマンスについて、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は及第点を上回る「6.5」と高く評価。「彼はトゥドルのゲームの灯台だ。クラーニョにゴールを阻まれた」と綴り、2戦連続ゴールが実現しなかったことを惜しみつつ、プレーメイカーとしての貢献を称えた。 また、『Corriere dello sport』紙は及第点の「6」と採点。「鉄槌のトップ下だが、クラーニョが壁となった。サンシーロのカマダではなかった」と綴り、賛辞を受けたインテル戦でのパフォーマンスと比較した。また失点シーンでマッティア・ヴィーティのマークにあたっていたことに言及。「ヴィーティに関して厳しく言えば、彼がいたはずだ」と指摘した。 このほか、大手メディアの『Sky Sport』は合格ラインに満たない「5.5」の評価を下した一方、『Mediaset』は、チーム内最高評価を得たザッカーニの「7」に次ぐ、「6.5」の高評価となっており、現地メディアで評価は分かれた。
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