第93回選抜高校野球 東海大相模、春再び 憧れの舞台で一丸(その2止) /神奈川
◇強打に投手陣も充実 積極的な走塁や切れ目のない打線が持ち味で、チームスローガンに「アグレッシブベースボール」を掲げる。秋季県大会では5試合で計46点をあげる盤石の戦いぶりで優勝。続く秋季関東地区大会ではベスト8の成績を残した。 打線はリードオフマンの大塚瑠晏(るあん)主将(2年)、主軸で長打力のある柴田疾(はやて)選手(同)のほか、2020年夏までのチームでも出場機会のあった小島大河選手(同)や門馬功選手(同)らが引っ張る。秋の大会で正捕手を務めた谷口翔生選手や上位打線を担った伊藤航大選手など、1年生選手の活躍も期待される。 投手陣は、最速142キロの左腕のエース・石田隼都投手(同)が軸。県大会決勝で好投した大森幹大投手(同)、本格派右腕の金城龍輝投手(同)に加え、左腕の武井京太郎投手(1年)も控えており、層が厚い。 ◇出場決定の号外 直接配布見送り 後日生徒らの手に センバツ出場が決定したことを報じる毎日新聞の号外が3000部発行され、東海大相模高校にも渡された。新型コロナウイルスの感染防止の観点から、この日は生徒らに直接の配布はしなかった。同校が今後、校内で配るという。【宮島麻実】 ……………………………………………………………………………………………………… ◇東海大相模の昨秋戦績 <県大会> 9月13日 2回戦 ○10―2 座間 (七回コールド) 9月19日 3回戦 ○13―4 立花学園 (七回コールド) 9月20日 準々決勝 ○6―0 横浜商 9月26日 準決勝 ○9―1 横浜 (七回コールド) 9月27日 決勝 ○8―2 鎌倉学園 <関東地区大会> 10月25日 1回戦 ○7―0 石橋(栃木) (七回コールド) 10月27日 2回戦 ●1―2 東海大甲府(山梨) ……………………………………………………………………………………………………… ◇県歴代出場校と戦績 1回(1924年)横浜商 1回戦 2回( 25年)横浜商 2回戦 3回( 26年)横浜商 1回戦 8回( 31年)神奈川商工 2回戦 10回( 33年)横浜商 1回戦 15回( 38年)横浜商 1回戦 16回( 39年)浅野中 2回戦 23回( 51年)湘南 1回戦 26回( 54年)湘南 2回戦 32回( 60年)慶応 準々決勝 33回( 61年)法政二 優勝 34回( 62年)鎌倉学園 準々決勝 41回( 69年)鎌倉学園 1回戦 42回( 70年)東海大相模 2回戦 45回( 73年)横浜 優勝 46回( 74年)横浜 2回戦 47回( 75年)東海大相模 準優勝 54回( 82年)横浜商 準決勝 55回( 83年)横浜商 準優勝 桐蔭学園 1回戦 56回( 84年)法政二 2回戦 57回( 85年)横浜 2回戦 60回( 88年)桐蔭学園 準決勝 61回( 89年)横浜 商 準決勝 横浜商大高 1回戦 62回( 90年)日大藤沢 2回戦 64回( 92年)東海大相模 準優勝 横浜 1回戦 65回( 93年)横浜 2回戦 66回( 94年)横浜 2回戦 桐蔭学園 1回戦 67回( 95年)東海大相模 2回戦 桐蔭学園 1回戦 68回( 96年)横浜 1回戦 69回( 97年)横浜商 1回戦 70回( 98年)横浜 優勝 日大藤沢 準決勝 71回( 99年)横浜 1回戦 72回(2000年)東海大相模 優勝 73回( 01年)桐光学園 3回戦 75回( 03年)横浜 準優勝 桐蔭学園 2回戦 77回( 05年)慶応 準々決勝 東海大相模 2回戦 78回( 06年)横浜 優勝 東海大相模 2回戦 79回( 07年)日大藤沢 1回戦 80回( 08年)横浜 2回戦 慶応 2回戦 81回( 09年)慶応 1回戦 82回( 10年)東海大相模 1回戦 83回( 11年)東海大相模 優勝 横浜 1回戦 84回( 12年)横浜 準々決勝 86回( 14年)横浜 1回戦 90回( 18年)東海大相模 準決勝 慶応 2回戦 91回( 19年)桐蔭学園 1回戦 横浜 1回戦 92回( 20年)東海大相模 中止