【箱根駅伝】学生連合は8区→9区で赤門リレーが実現 29歳大学院生に3年生がタスキ託す「赤門リレーとかマジか!熱い!」
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ) 【詳細データ】順位の変遷 オープン参加の関東学生連合は29歳の東大大学院・古川大晃(博士4年)が9区に出走した。8区登録の東大・秋吉拓真(3年)と同連合では初の“赤門タスキリレー”が実現した。 ネットでは「東大の子速かったな」「理系ランナーは問答無用で応援」「学連が赤門リレーとかマジか!熱い!」「東大から東大大学院?これ狙ったタスキリレー」という声があがっていた。 古川は来春、国立の京都工芸繊維大に博士研究員として就職し、ノーベル賞を究極の目標に掲げる。高校を卒業して11年目で迎えた最後のチャンス。強い覚悟を持って箱根路に臨んだ。 ◆古川 大晃(ふるかわ・ひろあき)1995年10月9日、熊本・八代市生まれ。29歳。八代六中時代はバスケットボール部所属。八代高入学と同時に本格的に陸上を始める。1浪を経て熊本大教育学部に進学。九州大大学院人間環境学府を経て、2021年に東大大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程へ。自己ベストは5000メートル14分3秒20、ハーフマラソン1時間4分10秒、マラソン2時間16分14秒。176センチ、60キロ。
報知新聞社