自分の部屋を何処へでも持ち運べる「日産キャラバンMY ROOM Launch Edition」で車中泊してみた!
ワーケーションできる移動できるマイルーム
両側スライドドア仕様のモデルがベースとなり左側にのみ電動スライドドアを採用(右側は非電動)。車内に足を踏み入れると、シンプルな外観からは想像がつかない贅沢な空間が広がっています。セカンドシートは決して贅沢ではないものの、通常の走行時は程よい硬さのクッションパッド構造が安心感を与え、駐車時には後部座席側に反転させることで、柔らかなソファー的な座り心地を再現した業界初の2ウェイ仕様になっています。 バックドアの内側に置かれた仕切り板を両壁の溝に添わせれば移動式のテーブルとなり、バックドアを開ければ外の景色を眺めながらリラックスできる憩いのスペースへと変身。車内の100V AC電源を使用すればパソコンが使えるワーキングスペースとしても利用できます。
プライバシーを確保しながら安心安全に車中泊できる
荷室部分の両サイドには収納を兼ねたベンチシートが備えられ、今回のモデルは右側サイドに跳ね上げ式のベッドを装備。別バージョンとして2分割の折りたたみ式ベッドも用意され、予算や好みに合わせてチョイスすることができます。 跳ね上げ式ベッドはワンアクションで展開することができるので設営も簡単。使用する表皮はセカンドシートと同様のヘリンボーン柄となり、シックな雰囲気を醸し出しています。実際に横になって見た印象では柔らかい……と感じさせるほどのクッション性がないので、就寝時にはエアマットなどを敷くことをおすすめします。 ベッドのサイズは幅1204mm×長さ2192mmとなり、大人2人が十分に就寝することが可能。ベッド下は収納スペース(高さ258mm)として利用することができるので、就寝時に荷物が邪魔になることもありません。両サイドの壁は明るい木目調の合板素材が使われ、建付けもしっかりとした印象。窓部分にはブラインドを標準で装備しているので、閉めてしまえば外からの視線も気になりません。また、運転席後部と左右のスライドドア部のウィンドウには厚めのカーテン、リヤウインドウにはスクリーンとして使用できるロールブラインドを装備しているので目隠し効果、防犯効果もバッチリ。今回は試せませんでしたが、プロジェクターを持ち込んでロールブラインドに映画を投影してノンビリと過ごすこともできます。