京都市の子育て支援施設 開設20周年 「プレママ・パパ」熱心に講演に聞き入る
京都市の子育て支援施設「京あんしんこども館」が開設20周年を迎え、記念式典などが開催されました。京都市中京区の「京あんしんこども館」は、子どもの保健医療相談や事故予防を啓発する京都市の施設で、ことしで開設から20年を迎えました。23日は記念式典が行われ、京都南ライオンズクラブピース支部の島田真帆会長から京都市の松井市長へ、子どもが急病になった時の対処法が書かれた小冊子4,000冊と遮光カーテンなどの寄付目録が手渡されました。このあと「プレママ・パパ講座」として長村敏生センター長が乳幼児の事故防止について講演し、初めて妊娠した女性や家族らが聞き入っていました。また、助産師が妊娠や出産に関するアドバイスをしてくれる個別相談会や、家庭内での子どもの事故防止を啓発する「セーフティハウス」の見学・説明会も行われました。参加者らは「子どもが間違って口に入れないよう、電池のふたをしっかり閉める」「コンロのスイッチにカバーをする」といった日常生活の注意点に熱心に耳を傾けていました。