ドルフィンズ・斎藤拓実が躍動 オーバータイムの激闘制して2連勝【りそなB1リーグ】
◇15日 りそなB1リーグ第12節 名古屋D97―91横浜BC(ドルフィンズアリーナ) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)は同じ中地区の横浜BCをオーバータイム(延長戦)の末、97―91で下して2連勝を飾った。今季10勝11敗。18日はホームで中地区の川崎と対戦する。 第1クオーター(Q)は斎藤拓実が3点シュートを2本決めるなどしたが、6つのターンオーバーでリズムを崩して相手に連続ポイントを許し、19―27とリードされて終了。第2Qは一時、37―38と1点差まで詰め寄るも、精度の高い相手の3点シュートなどで突き放され44―52で終えた。 名古屋Dの反撃は第3Q。自陣ゴール下でアイザイア・マーフィーが相手シュートをブロックなど守備から流れを引き戻すと残り4分22秒、ルーク・メイのシュートで58―58に。さらに加藤嵩都、主将の中東泰斗が連続で3点シュートを決め、一気にリードを奪った。 69―62で迎えた最終第4Qは最後までもつれる展開に。リードを広げた名古屋Dだったがファウルから与えたフリースローで点差を詰められ、残り3分36秒で79―81と逆転される。その後は一進一退が続き、残り15秒で86―88の2点ビハインド。ワンショットに勝負を懸けた名古屋Dの攻撃で斎藤がシュートを決めて残り8秒で88―88の同点。試合はそのまま動かず、5分間のオーバータイム(延長戦)に突入した。 オーバータイムでは斎藤が躍動。最初の攻撃でシュートを沈めると、続けざまに3点シュートで点差を広げた。終盤は、じっくりと時間を使いながら攻め、相手のファウルを誘うなど試合をコントロール。最後はしっかりと逃げ切った。
中日スポーツ