首位1打差の松山英樹に米メディアも注目「重圧の中、歴史的快挙を追う」
さらに同紙は、松山が多くの取材対応をこなしていることも伝えた。日本のメディアだけでなく、米国とヨーロッパのメディアの取材も受けたという。 「もし、松山の精神面が弱っているように見えたのならば、金曜日の夜にメディアに話をしすぎたからかもしれない。日本、米国、ヨーロッパと少なくとも7つのテレビクルーのインタビューに答えた。英語で記者会見をし、その後、2ダース近いアジアからのニュースメディアの人と会っていた」 取材攻勢が松山へのプレッシャーになっているのでは?という見立てだ。 そして、 「1977年に樋口久子が全米女子プロ選手権でアジア初のメジャー選手権優勝をした。樋口は31歳。東京に戻るとテープが飛び交い、祝福された。男子の最高は1980年の全米オープンで2位だった青木功で、ジャック・ニクラウスに敗れた」と、日本ゴルフ界の歴史を振り返り、松山が優勝することの重大さを表現した。 また、USAトゥデー紙も、松山についてのスピースの談話を掲載している。 スピースは「僕たちはロッカーで見ていたのだけど、アクロン(ブリジストン招待)での最後は驚くべきものだった。キズナーがリードしているけど、松山はとても手強い相手だ」と話し、松山優勝の可能性が低くはないことを語ったという。 スピースの予想通りに松山は手強い相手として逆転優勝で日本男子初のメジャー大会制覇なるか。