「アーセナルが彼を欲しがるなら…」ウォルコット氏、古巣にイサクの早期獲得を勧める「完璧なストライカーの要素をすべて持っている」
元イングランド代表のセオ・ウォルコット氏が、ニューカッスルのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクを称賛した。イギリス『BBC』が伝えている。 【順位表:プレミアリーグ】シーズン序盤の上位争いの行方は? 2019年に加入したレアル・ソシエダで台頭し、2022年8月にニューカッスルに加入した25歳のイサク。デビューシーズンは長期離脱を強いられたもののプレミアリーグ22試合で10ゴールを奪い、チャンピオンズリーグ出場権獲得の立役者に。昨季も同リーグで30試合21ゴールを記録すると、今季もここまで9試合4ゴールを記録している。 そのイサクが今季4ゴール目を記録した10日のプレミアリーグ第11節ノッティンガム・フォレスト戦を、出演した同メディアの番組「マッチ・オブ・ザ・デイ2」で見ていたウォルコット氏が同選手を称賛。「完璧になるための必要な要素をすべて持っている」と手放しで称えている。 「完璧なストライカーの形について話せば、イサクはその要素をすべて備えている。まだ完璧だと言っているわけではないが、完璧になるための必要な要素をすべて持っている」 「イサクはアーセナルが本当に必要としているタイプの選手で、今はリヴァプールを含め、どのチームも彼のような選手を必要としているだろう。そして、プレミアリーグのチームだけが彼を獲得しようとしているわけではない」 「今のレアル・マドリーの陣容を見てほしい。宇宙人のような素晴らしい才能を持つ選手を獲得しているが、時には彼らを、その才能を発揮できないポジションで起用している。イサクをマドリーに加えれば、非常にバランスの取れたチームになり、違った形でまとめてくれるかもしれない」 また、ウォルコット氏は、現役時代の古巣アーセナルに同選手の早期獲得を推奨。イサク加入の効果についても予測している。 「アーセナルを見ていると、単調とは言わないが、彼らの攻撃は時々少し予想できてしまうことがある。ここに何でもできるイサクのような選手を選択肢に加え、その後ろにウーデゴールを置くことをイメージして欲しい」 「カイ・ハフェルツはある程度までは前線をリードできる素晴らしい選手だったが、アーセナルはリーグ優勝を狙っている。そのためには次のレベルの選手が必要だ」 「もしアーセナルが彼を欲しがるなら、すぐに獲得しなくてはならない。なぜなら、レアル・マドリーか、同クラスのクラブが獲得を狙ってくるだろうし、そうなれば彼の価格は上がる一方だからだ」