外国人騎手3人目となる春の盾獲得へ“マジックマン”が今週も魅せる
外国人騎手で8人目の盾制覇なるか。「マジックマン」ことJ.モレイラ騎手が、タスティエーラ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)で天皇賞(春)(4歳上・GI・芝3200m)に初参戦する。 【写真】タスティエーラこれまでの軌跡 モレイラ騎手はこれまでJRAのGIで[2-4-1-9]の好成績。18年のエリザベス女王杯をリスグラシュー、今年の桜花賞をステレンボッシュで制している。そして今週の天皇賞(春)にはタスティエーラで参戦する。昨年の日本ダービーの覇者。モレイラ騎手は昨年の菊花賞以来、2回目のタッグとなる。当時はドゥレッツァから3馬身半差の2着だったので、今回はリベンジがかかる一戦だ。 天皇賞(春)に初騎乗となるモレイラ騎手だが、天皇賞(秋)には2回騎乗。18年のサングレーザーが2着、23年のダノンベルーガで4着で、惜しくも戴冠を逃している。ここで外国人騎手では3人目の天皇賞(春)、そして秋を含めると8人目の盾制覇となることを期待したい。 【外国人騎手の天皇賞制覇】 ・03年天皇賞(秋)…シンボリクリスエス・ペリエ騎手 ・04年天皇賞(秋)…ゼンノロブロイ・ペリエ騎手 ・10年天皇賞(春)…ジャガーメイル・ウィリアムズ騎手 ・10年天皇賞(秋)…ブエナビスタ・スミヨン騎手 ・11年天皇賞(秋)…トーセンジョーダン・ピンナ騎手 ・12年天皇賞(秋)…エイシンフラッシュ・M.デムーロ騎手 ・16年天皇賞(秋)…モーリス・R.ムーア騎手 ・18年天皇賞(秋)…レイデオロ・ルメール騎手 ・19年天皇賞(春)…フィエールマン・ルメール騎手 ・19年天皇賞(秋)…アーモンドアイ・ルメール騎手 ・20年天皇賞(春)…フィエールマン・ルメール騎手 ・20年天皇賞(秋)…アーモンドアイ・ルメール騎手 ・22年天皇賞(秋)…イクイノックス・ルメール騎手 ・23年天皇賞(春)…ジャスティンパレス・ルメール騎手 ・23年天皇賞(秋)…イクイノックス・ルメール騎手